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RBAC(Role-based Access Control)を超えて...

投稿日時 2005-11-30 10:28:00
執筆者 kawabe
■概要

アクセス制御をグループ(=ロール)という単位で行うという抽象化では、現実世界の人間の多様な社会的関係をうまく反映できないケースがある。また、動的な変化への対応も難しい。このような問題を解決するため、「共通のイベントへの参加(同役割関係)」、および「共通の属性をもつこと(同属性関係)」によって、情報開示の範囲を規定する。これらの関係性から情報開示の範囲を指定するための「社会関係エディタ」と「アクセス権設定エディタ」を開発した。


■コメント

mixiをはじめとするSNSを使っていると、「友達」というひとくくりでしか情報の開示の制御ができないために、本当はもっと発言したいと思っていても、つい投稿を躊躇してしまうことがある。
本論文で導入された関係性を使えば、それぞれの情報に対してよりキメ細かく開示の範囲を指定できるので、SNSなどにおいてもコミュニケーションのさらなる展開が期待できる。


情報開示するコンテンツはWikiやSNSも含めて広く想定されているので、Rinza RDF Repositoryと組み合わせて、非定型データのアクセス制御に使えそう。


■ソース

森純一郎、松尾豊、杉山達彦、石塚満
「実世界の社会ネットワークに基づく情報共有システム」
(人工知能学会全国大会(第19回)2005)

http://www-kasm.nii.ac.jp/jsai2005/schedule/pdf/000046.pdf





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