セマンティクスの最近のブログエントリ
こんにちは。
本日、Rinza RDF Repositoryを更新しました。
以前書きましたが、Maven 2.0 に合わせてビルドできるようにしています。
依存ライブラリなどは簡単に揃えられますから、是非お試しください。
ワタナベ (2006-08-28 18:49) | コメント(0)| トラックバック(0)
多くの人が関与するもの、例えばイベントや災害時の救援・復旧作業などでは、準備?本番?終了?など各フェーズでさまざまな能力を持った人間が必要とされますし、いろいろな機材なども要求されます。
たとえば、芝居を打ちたいとします。
すると、
キャスト、エキストラ、監督、会計、渉外、宣伝美術、ウェブ作成、舞台美術、照明、音響、メイク、衣装、小道具、タイムキーパー、会場整理、受付係、警備係...
会場、練習場、印刷物、舞台装置、衣装、メイク道具、照明、作業工具、
など簡単にあげただけでも、非常に多岐にわたります。
その中でも、たとえばウェブを作成できる宣伝美術の人がいたり、本番中は受付係がタイムキーパーをやったりなど、「役割=人」という1対1の関係だけでは表しきれないこともあります。また、作業のフェーズによって必要とされるものが変化していきますので、スケジューリングなどと調整しながら、重複無くタイムリーなアサインをすることが求められます。
まさにプロジェクトマネジメントでのリソース確保そのものです。
個々の参加者が個人レベルで把握できているときは、グループウェアなどのスケジュール管理機能で調整することが可能でしたが、必要となるスキルを基準にして人を招集したいと思うと、一筋縄ではいかなさそうです。
このあたりの課題を、オントロジをつかって包括的にできないかと思案しています。
ワタナベ (2006-02-14 12:49) | コメント(0)| トラックバック(0)
RDFに関する豊富な情報源、kanzaki.com にて、RDFの使い方に関する考察が述べられています。
・セマンティック・ウェブとWeb2.0が出会うところ
・RDFとRDBMSの共存関係
・セマンティック・ウェブ、あるいはルーズさを生かした構造
Rinza RDF Repository が目指しているところのものがまた近く感じられました。
RDFによるデータ表現。
SPARQLによるデータ検索とサービス連携。
そして、Web as Platform。
なんかいろいろ繋がってきました。
ワタナベ (2006-01-10 12:42) | コメント(0)| トラックバック(0)
・来年も 勢い続くか Web2.0
・データこそ Web2.0の 本質だ
・取りたいな 最新データを いつだって
・連携は Webプラットフォームに 決まりなの?
・この流れ Webサービスと どう違う?
・参加して みんなでデータを 作りましょう
拙句 失礼しました。
Tyzohブログは来年も続きます。
それでは、みなさま良いお年を。
ワタナベ (2005-12-28 20:12) | コメント(0)| トラックバック(0)
Tyzoh に連絡網システム Hunterが公開されました。
これは、Rinza RDF Repository を用いた連絡網システムで、会社・自宅・携帯電話の各連絡先に対して、その人がつかまるまで自動的に音声 /メールによる通知を繰り返し行います。
連絡を受けた人は通知に対する回答をその場で要求されます。
そして得られた回答はHunterが自動的に集計するので、誰に連絡がついたのかが一目で分かるようになっています。
このシステムはいまのところ、Rinza RDF Repository を使っている以外は
ごくフツーなWebアプリケーションとして実装されています。
これを Web2.0的なAPIを定義することで、部品としての独立性と有効性とを高めサービスとして公開したいと考えています。
もちろんセキュリティやアクセスポリシーについては Rinza RDF Repository のセキュリティ機能で実現しようと思います。
例えば、お互いに foaf:knows で繋がっている人はサービスが実行できる
とか、イベント登録をした人にはメールを配信できるとか etc...
XACMLを使えばこのような記述が柔軟に出来ますので、応用範囲は広そうです。
そこで考慮しなければならないのが、「Web2.0的なAPIって?」
というところです。基本は HTTPリクエストをサーバインタフェースとしたJavaScript によるメソッド群だと思うのですが、まだ答えがありません...
トレンドと使いやすさと保守性などいろんな観点があるかと思います。
まずはGoogle様を見習って、いろいろと考えてみたいと思っています。
さしあたっては JavaScript の勉強か...
ワタナベ (2005-12-27 19:37) | コメント(0)| トラックバック(0)
microformatsを調べているなかで、位置情報をメタデータとして表現するためのさまざまなフォーマットをまとめているページを見つけました。
http://microformats.org/wiki/location-formats
いろいろありすぎ!
それだけ、位置情報に対する需要が高く、利用シーンも広いということと理解することにします。
ワタナベ (2005-12-14 23:50) | コメント(0)| トラックバック(0)
人物を情報システムで表現するとき、多くの場合はIDやユーザ名といった、そのシステム内でのみ有効な識別子に1対1のマッピングを行うことで、人物の同定を行っています。
ひとつのシステムが閉じている場合には、このような仕組みでも特に問題にはなりませんが、他のシステムとの相互運用性を確保しようと思ったとたんに、識別子の体系が問題になってきます。
世界中の誰もが合意する識別子の体系があれば、それを使用すればよいのですが、システムが扱う領域によっては、必ずしも単一の体系でカバーできるものではないと思います。EPCやuIDなどについても同じような問題をはらんでいます。
そこで、人物(特に人物に限ったことではないですが)の同定をIFPによって行うというのが考えられています。
IFPというのは Inverse Functional Property の略で、日本語にすると逆関数型プロパティといいます。これは、すべての y に対して f(x,y) を満たす x が1つに定まるときの f のことを指します。
たとえば、RDFにおいて、IFPである "ex:mailbox" というプロパティが "watanabe@example.com" を持っているリソースAと、同じく、"ex:mailbox" というプロパティ "watanabe@example.com" を持っているリソースBがあったとき、リソースAとリソースBは同じものだとみなされます。
RDFではIFPとしていくつものプロパティを持たせることができるので、人物をさまざまなプロパティ(IFP)をつかって同定することができるようになります。
社員番号、メールアドレス、あるWebアプリケーションのアカウントが、それぞれのシステムが扱う領域でのIFPであるといえるとすると、社員番号を使っている社内システムと、独自のアカウント体系のWebアプリケーションは「IFPを経由して同定される人物」という次元で統合できることになります。
システムを統合するときに、インタフェースを定めて「機能」を抽象化し、機能連携を行うWebサービスに対して、RDFとIFPでデータを抽象化して統合するという方法も考えられると思っています。
ワタナベ (2005-12-05 23:50) | コメント(0)| トラックバック(0)
先日 Folksonomy (フォークソノミー)を話題に出しました。 ブログが爆発的に広まり、個人の情報発信がWEBの世界で大きな勢力を持ってきている中、いま注目を浴びている Web2.0 の中でもそれは特徴として挙げられています。
Web2.0 に対する明確な定義はありませんが、最近注目されているテクノロジである ブログ、Ajax、RSS、タギング、などはWeb2.0だといえます。 Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル(前編)の Web 2.0 Meme Map よると、Web2.0の中心にある考え方は、
ということで、上記の各テクノロジもこれらの特徴に当てはまることが分かります。 (注目されている各テクノロジを上記のような切り口でまとめてWeb2.0という言葉をつけた、という感がありますが...)
- プラットフォームとしてのウェブ
- 情報の自己コントロール
- パッケージソフトウェアでなくサービス
- 「参加」のアーキテクチャ
- 高い拡張性とコスト効率
- 再構成可能なデータソースとデータ変換
- 単一デバイスの枠を超えたソフトウェア
- 集合知の利用
こういった技術が普及してきて感じることは、流通したり利用されたりするデータの粒度が小さくなっていることです。そして、実際にそれらのデータを利用するときには、APIやその他のインタフェースによりオリジナルのサービスへ導かれていることです。
たとえば、Google Maps でも、APIが提供されたことにより、さまざまな人々が簡易的なGISシステムを簡単に作り上げることが可能になりました。これも、地図データをAjaxで利用しているのでWeb2.0のサービスとなっています。
私が注目しているセマンティックWEBもこれらの発想と近いものだと思います。ガッチリと体系付けられたセマンティックWEBに対して、自然発生的に生まれたサービス、テクノロジで、Folksonomy などを通じてメタデータがつけられていくことで、コンピュータが自動的に処理できるデータが増えていくのは、インターネット全体にとってはいい方向に向かっていると思います。
ちなみに、人工知能学会のセマンティックウェブとオントロジー研究会では、このようなユーザ指向のメタデータを「ライトウエイト・メタデータ」と定義しているようです。
Tyzohでも、ユビキタス時代のIT基盤への取り組みのなかで、爆発するデータの多様性(非定型、細粒度、複雑なデータ間の関係)、大量に発生するデータへ対応するための議論を行っていますが、Web2.0という言葉でまとめられているものの、それぞれのテクノロジの発想はインターネットで発信、蓄積、流通しているデータをどうやって扱っていくかというところから出てきているのでしょうね。
以下、参考まで。「データは次世代の『インテル・インサイド』」という見出しは面白い発想ですね。Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル(後編)
ワタナベ (2005-11-30 12:07) | コメント(0)| トラックバック(0)
本日、「RDFデータベースとXMLデータベースってどう違うの?」
という質問を受けました。
その名の通り、おのおのRDFを格納するDB、XMLを格納するDBです。
そうすると、
「RDFとXMLではどう違うの?柔軟な属性の追加ならXMLでもできるでしょ?」
という疑問が湧いてきます。
ある複雑なデータの塊を想定したとき、
XMLは必ずルートノードを基点としたツリー構造になっています。それに対しRDFはトリプルを基本構造とした有向グラフ、つまりネットワーク構造になっています。
ツリー構造は理解しやすく、ノード間に上下関係や包含関係があるものを表現するのに適しています。しかし、いわゆる兄弟ノードなど、ルートからのパスを共有していないノードとの関係を表現する場合にはノードにIDを割り当て、IDを介して参照するといった関係の定義が必要になり、ツリー構造の扱いとは別の仕組みで行うことになります。
ネットワーク構造であれば、ツリーの形状を表現できることはもちろん、上記のような関係も、同じネットワーク構造の操作の範疇で表現することができます。
言い換えると縦の関係だけしか表せない(縦の構造にしないといけない)XMLに対し、横の関係も表せるRDFの方が、構造的な制約を受けない分、柔軟性が高いといえます。
ワタナベ (2005-11-25 12:56) | コメント(0)| トラックバック(0)
今日は会社でフロアの引越しと避難訓練があり、
疲れました。若いのに...
さて、避難訓練の後に技術シーズの品評会なるものが
開催され、私もそこでRDF Repositoryの紹介をしました。
ユビキタス時代においては、さまざまなところから膨大な
データが生まれることが予想されます。
それらのデータから価値ある情報を見つけるために、
メタデータによるデータへの意味づけが有効ではないかと思います。
ということで、少しメタデータの勉強をしたいと思います。
ポインタのみですみません。。。
W3C Metadata Activity
Webアーキテクチャ:メタデータ
メタデータの基礎概念
ちかごろ気になるITキーワード ? メタデータ ?
ワタナベ (2005-11-19 12:59) | コメント(0)| トラックバック(0)
プロフィール
ワタナベ
サーバ管理が趣味の渡邉充隆です。
仮想化やネットワーク構成に興味があります。
あとは、ウェブ系の技術(プログラミングからインフラまで)も好きで、特にデータの見せ方などを工夫することで情報の流通や再活用を促進する技術を研究しています。
dev.tyzoh.jp では ssdb の(コアではなく)周辺のコードをいじっています。
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