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V.S.A. III

Winny 遮断は「通信の秘密」を侵害する

こんにちわ,五十嵐です.東京は今日も雨.どうやら湿気が多いとどこかがショートするようで,パワーが脳に伝わりません...漏電してるのか?

Winny遮断でぷららネットワークス社が総務省に法的判断を仰いでいた結果が本日出たようです.

私は総務省の判断を高く評価したいと思います.Winnyを経由しての情報漏洩の事故が後を立たない昨今の状況に対して,情報セキュリティの対策が通信の秘密の侵害に優先するような判断が出るのではないかと危惧していました.

対策を行おうとするぷららネットワークス社の姿勢も評価できます.総務省の「通信の秘密」の厳守という判断も当然のことではあっても,冷静な判断だと思います.

しかし,一方で,情報漏洩の被害を防ぐ方法を考えていく必要があります.パナソニックネットワークサービシズ社では次のような対策を講じるようです.


この発表に対しては既にユーザから様々な意見が出ているようですが,通信流量の規制というのは上りの通信量のみとはいえ,時代に逆行するような対策ですので,反響が大きそうです.ちなみに,このニュースリリースで提示されている一日(24時間)に15Gバイトという流量は,平均的に使用すると考えると約 1.4Mbps ということになるのですが...これが多いのか少ないのか...

ただ,本質的な Winny 対策ということではないですね.単純に帯域が占有されて他の利用者が迷惑するので,ということですから.制限する以外に何らかの方策は打てないものでしょうか.この話がこじれると,インターネットの利用税のような話になっていくんでしょうか...米国の二の舞はいやですね.

通信の秘密を侵害せずに,通信を制限していくというのは非常に難しい話だなぁと感じた二件の報道でした.

 

カテゴリ:情報セキュリティ

いかちょー (2006-05-18 15:15) | コメント(0)| トラックバック(1)

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